年賀状

　

ティム・バートン氏のアリス。
…否々、年賀状何て書くつもり何て角砂糖一つ分も御座いませんでしたが素敵なお嬢さんからティム氏の帽子屋の凄まじい手書き年賀状を頂いた朝のテンションの侭に書き上げてしまいました。と云うかね、そもそも其のお嬢さんは私の周りで唯一のアリス愛好家且つ師匠です故に私、らしくも無く非常に懸想して居るので粗相が出来なんだ。だってアリスは兎も角ルイス・キャロルで迄盛り上がれるの彼女位なんだよ…「彼は生粋の少女愛好家」とか云ったら理解してくれるのも、「私があの日のテムズ川のあのボートの上に居たならば水をぶっかけてる」とか云ったら罵ってくれるのも、「少女を女優として働かせるのは好くないから辞めさせようと云う意見に、少女の劇を見るのが大好きルイス・キャロルが猛反対した」とか云って教えてくれるのも彼女しか居ないんだ………！謂わば彼女は私のルイス・キャロル。（彼女には「君は如何考えても想像力豊かな少女より少女愛好家ルイス・キャロルの立場だよ」だと云われたけれども。全く何を云う、先生は純粋に少女を愛していらっしゃるのでセーフだが私はアウトだ。）然し早くティム・バートン氏のアリス来ないかな、そして終わる前に「アリスインワンダーランドの世界展」行っておきたい。